未知のクリスマス


「はああ〜?? どーゆうこと〜??」


私の聞き間違いか…と思い思わず電話口で叫んだが…それと同時に放たれた重々しいため息。

「この時期忙しいし…いろいろあって終電にも間に合わないかもしれない…ほんとっ…ごめん…。帰りたいけどいろいろあって無理っぽい。」

まさかの嫌な予感的中の言葉に思わず蒼白してスマホを持つ手も震える。


「だって…24日とか25日とかできるわけじゃない…。いつもその日しか出来ないのに…なんでその日も無理なわけ?」
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