未知のクリスマス
……まさか、新たな恋人とか??
負の連鎖が恐ろしい妄想をひきおこし…日頃のうっぷんからか怒りで涙まで頬をつたって流れた。
「とにかく…忙しいから別の日に埋め合わせするからさー!!」
淡々と…いう悠麻の声に私は…さらにヒートアップ……。
「せっかく毎年楽しみにしてるのに!!」
これ以上ないくらいのヒステリックの声をはりあげて…着信ボタンを乱暴にタップしてダイニングテーブルになき伏す。