君と出会わなければ




アタシはかぶったふとんを取って、カズキのほっぺたを両手で引っ張る。



「アタシ、ずっとこうゆうことするの怖かった。でも、カズキと付き合ってから何回かしたいとは思ってたけど、全然カズキ誘ってこないから、逆に心配してたし」



そう、アタシは実はちょっとこうゆうことに興味は持っていた。

それにカズキとしたいって考えたことも何度かあった。


でも、いつも軽くキスして、ギュッてして寝るだけで、ほんと、カズキにアレついてる?って考えたこともあったぐらい(笑)




「ルナの初めてが俺で嬉しい!ルナ愛してる!!」



━━━ギューーッ



カズキは満面の笑みでアタシを力強く抱き締めた。


ほんとこうゆう子供みたいなところが可愛くて仕方ない。



「ルナ、なんでこんな濡れてんの?」



カズキはアタシに抱きついたと思いきや、どさくさに紛れて、細長い指でアタシをいじめる。

さっきの子供みたいなかわいい笑顔は消えて、えっろい男のかおになってるカズキ。


ちょっと色っぽくてキュンてしたり...



「う、うるさい!!!!......ちょ...カズ.....カズキ.....」



カズキは急に激しくしたり、止めたり、完全にアタシをもてあそんでた。



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