新年の幕開けはきみと
「ありがと麻美。
そうだよね。せっかく坂井さんが誘ってくれたんだから、余計なことは考えないで楽しんでくるよ」
私は笑顔で麻美に宣言して、そのまま席に戻ると、定時まで仕事に集中した。
定時になると、すぐにパソコンの電源を落とし、デスクを片付けて「お疲れさまです、お先に失礼します」と挨拶をして事務所を出た。
坂井さんのデスクを見ると彼と目が合い、口パクで"待ってて"と言われたので、ニッコリ笑ってうなずいた。
麻美も定時で上がれるらしく、すぐに私を追いかけて来た。
2人で、更衣室で着替える。
ちなみに、今日の私のコーデは、白の膝丈のフレアスカート・グリーンのセーターにジャケットを羽織っている。足下は黒のショートブーツだ。
わりとお気に入りで揃っている。
「今日の服、かわいいんじゃない。頑張ってね」
麻美にも褒めてもらえた。
ちょっとだけ自信を持って、坂井さんとの待ち合わせに向かった。
寒いから、コンビニの中で待つことにした。
スマホか振動し、確認すると『今から向かう』とLINEがきた。
"了解しました"のスタンプを送る。
こんなやり取りさえも嬉しい。
そうだよね。せっかく坂井さんが誘ってくれたんだから、余計なことは考えないで楽しんでくるよ」
私は笑顔で麻美に宣言して、そのまま席に戻ると、定時まで仕事に集中した。
定時になると、すぐにパソコンの電源を落とし、デスクを片付けて「お疲れさまです、お先に失礼します」と挨拶をして事務所を出た。
坂井さんのデスクを見ると彼と目が合い、口パクで"待ってて"と言われたので、ニッコリ笑ってうなずいた。
麻美も定時で上がれるらしく、すぐに私を追いかけて来た。
2人で、更衣室で着替える。
ちなみに、今日の私のコーデは、白の膝丈のフレアスカート・グリーンのセーターにジャケットを羽織っている。足下は黒のショートブーツだ。
わりとお気に入りで揃っている。
「今日の服、かわいいんじゃない。頑張ってね」
麻美にも褒めてもらえた。
ちょっとだけ自信を持って、坂井さんとの待ち合わせに向かった。
寒いから、コンビニの中で待つことにした。
スマホか振動し、確認すると『今から向かう』とLINEがきた。
"了解しました"のスタンプを送る。
こんなやり取りさえも嬉しい。