キンダーガーテン ~温かい居場所に~
「ええっ‼電話に…本物の恋~!!!」
「いつの間に……」
「ちょっと唯ちゃん。
何でそんな面白いネタ、今まで黙ってたの~!」
「えっ…だって…まだ話したらダメだって…先生に言われてて…」
今日は彩ちゃんの全快祝いを兼ねての鍋パーティー。
いつもは安上がりの、給料前鍋だけど…
今日は、大奮発してちゃんこ鍋‼
エビに肉団子、お魚とお肉もたっぷり!
もちろん、ウズラの卵やウインナー、お野菜もしっかり入ってる。
さっきまで、来年度入って来る男の子の話題でおおはしゃぎだったのに
先生に"話して良いよ"って言われたから、報告したら…
四人の眉間にシワが寄ってるの。
やっぱり…
内緒にしてた方が良かったのかな?
「ねぇ~唯ちゃん。先生に電話してくれる?」って携帯を渡された。
「でもね…帰ってから電話してって言われてて…。」
「ダ~メ!ちょっと先生に聞きたいことがあるから。」
引き下がってくれない海晴ちゃん。
怒って…先生と喧嘩にならないかなぁ?
不安に思いながら電話すると
コール二回で「はいはい!」って…ご機嫌な先生の声がした。
「あれ?もう帰ったの?早かったねぇ~。
今日は彩先生のお祝いで遅くなるって言ってた……」
いきなり海晴ちゃんに携帯を取り上げられて…
「ちょっと先生!どう言うこと‼
電話したり…何で本物の恋を探すの!
唯ちゃん騙して‼」
先生に怒ってる海晴ちゃん。
確か…先生って…上司だったはず…。
五分以上話してて…
「あっ。そう言うこと!うん…分かった。
なら良いよ。決心ついたんだね。うん。後の三人にも言っとく…。」
海晴ちゃんの電話に、興味津々だった三人も…
何故か笑顔になって私を見てる。
「うん、分かった。それなら協力してあげる。情報流してあげるよ!」って
ご機嫌になった海晴ちゃん。
「はい、唯ちゃん。交代。」って返してきた。
海晴ちゃんは、三人に先生と話したことを説明してるみたい。
「あの…先生…すみません。私の説明が悪かったみたいで…怒られてしまって。」
「大丈夫‼先生は悪くないから。
怒られたのは、オレのことだから気にしないで‼
それより、帰ったら…電話くれる?」
「はい。それじゃあまた後で。」って切ろうとしたら
「先生~応援するねぇ~」
「頑張ってねぇ」って梓ちゃんと夏苗ちゃんが、後ろで叫んできた。
先生の笑い声を聞きながら切ると。
「先生もいよいよ始動かぁ~。10カ月かかったねぇ~。」って
しみじみ言ってる梓ちゃん。
「もしかしたら…二週間後には、逆バレンタインが見れる?」って…キャッキャと騒ぐ三人。
「ねぇ~唯ちゃん。まだ先生に片思い中なの?」って聞く海晴ちゃん。
「うん。」って答たら、ケラケラ三人で笑ってるし…
何がそんなに楽しいんだろう?
彩ちゃんに助けを求めて見つめたら
「片思いって楽しいでしょ?好きな人の色々なところが、いっぱい見れるもんね。」って…
彩ちゃんもこうやって、片思いを楽しんでるのかなぁ?
でも…
普通片思いって…こっそりなイメージなのに…
電話したりお守りもらったり…
堂々と色々なところを見せてもらってるから…
あまり片思いって気がしないんだけどね…。
とは言っても、やっぱりドキドキするし…楽しいの!
彩ちゃんに言うと
「本物の恋を見つけるのって…案外早いかもよ!」って言われちゃった。
ホントかな?それなら良いなぁ~。
三人には、電話でどんな話しをしてるのかとか…いっぱい質問されちゃったけど…
友達とこんな話しが出来るのって…楽しい‼
「いつの間に……」
「ちょっと唯ちゃん。
何でそんな面白いネタ、今まで黙ってたの~!」
「えっ…だって…まだ話したらダメだって…先生に言われてて…」
今日は彩ちゃんの全快祝いを兼ねての鍋パーティー。
いつもは安上がりの、給料前鍋だけど…
今日は、大奮発してちゃんこ鍋‼
エビに肉団子、お魚とお肉もたっぷり!
もちろん、ウズラの卵やウインナー、お野菜もしっかり入ってる。
さっきまで、来年度入って来る男の子の話題でおおはしゃぎだったのに
先生に"話して良いよ"って言われたから、報告したら…
四人の眉間にシワが寄ってるの。
やっぱり…
内緒にしてた方が良かったのかな?
「ねぇ~唯ちゃん。先生に電話してくれる?」って携帯を渡された。
「でもね…帰ってから電話してって言われてて…。」
「ダ~メ!ちょっと先生に聞きたいことがあるから。」
引き下がってくれない海晴ちゃん。
怒って…先生と喧嘩にならないかなぁ?
不安に思いながら電話すると
コール二回で「はいはい!」って…ご機嫌な先生の声がした。
「あれ?もう帰ったの?早かったねぇ~。
今日は彩先生のお祝いで遅くなるって言ってた……」
いきなり海晴ちゃんに携帯を取り上げられて…
「ちょっと先生!どう言うこと‼
電話したり…何で本物の恋を探すの!
唯ちゃん騙して‼」
先生に怒ってる海晴ちゃん。
確か…先生って…上司だったはず…。
五分以上話してて…
「あっ。そう言うこと!うん…分かった。
なら良いよ。決心ついたんだね。うん。後の三人にも言っとく…。」
海晴ちゃんの電話に、興味津々だった三人も…
何故か笑顔になって私を見てる。
「うん、分かった。それなら協力してあげる。情報流してあげるよ!」って
ご機嫌になった海晴ちゃん。
「はい、唯ちゃん。交代。」って返してきた。
海晴ちゃんは、三人に先生と話したことを説明してるみたい。
「あの…先生…すみません。私の説明が悪かったみたいで…怒られてしまって。」
「大丈夫‼先生は悪くないから。
怒られたのは、オレのことだから気にしないで‼
それより、帰ったら…電話くれる?」
「はい。それじゃあまた後で。」って切ろうとしたら
「先生~応援するねぇ~」
「頑張ってねぇ」って梓ちゃんと夏苗ちゃんが、後ろで叫んできた。
先生の笑い声を聞きながら切ると。
「先生もいよいよ始動かぁ~。10カ月かかったねぇ~。」って
しみじみ言ってる梓ちゃん。
「もしかしたら…二週間後には、逆バレンタインが見れる?」って…キャッキャと騒ぐ三人。
「ねぇ~唯ちゃん。まだ先生に片思い中なの?」って聞く海晴ちゃん。
「うん。」って答たら、ケラケラ三人で笑ってるし…
何がそんなに楽しいんだろう?
彩ちゃんに助けを求めて見つめたら
「片思いって楽しいでしょ?好きな人の色々なところが、いっぱい見れるもんね。」って…
彩ちゃんもこうやって、片思いを楽しんでるのかなぁ?
でも…
普通片思いって…こっそりなイメージなのに…
電話したりお守りもらったり…
堂々と色々なところを見せてもらってるから…
あまり片思いって気がしないんだけどね…。
とは言っても、やっぱりドキドキするし…楽しいの!
彩ちゃんに言うと
「本物の恋を見つけるのって…案外早いかもよ!」って言われちゃった。
ホントかな?それなら良いなぁ~。
三人には、電話でどんな話しをしてるのかとか…いっぱい質問されちゃったけど…
友達とこんな話しが出来るのって…楽しい‼