夢と現実の交差点
「おい待てよ~」
そういう咲夜をスルーし、足早に学校を目指す
「時間ヤバイの忘れんなよ?」

「あ」

「あ、じゃねえよ
ほらいくぞ」

急に咲夜の動きが加速した
「先生に無駄に怒られるのは嫌だからな
急ぐとしますか」

「はぁ、めんどい奴」
小声で悪態をつきつつも、俺も歩みを早めた


ーーーーーー
「おはようございます
今日は◇▽£★◆」

「つ、疲れた」
朝から疲れて、HRの先生の話は俺の耳に入ってこない

あのあと、玄関にて咲夜で修羅場る女子達を仲裁し、咲夜に結果を言わせた

ホントどうやったらあんな力でるのだろうか
運動部男子の俺をてこずらせるほど、強力な力だった
いつもはひ弱に見える女子
これが、豹変するのだから意味が分からん

その女子達の対応で非常に疲れた
寝たい
Zzz Zzz
睡魔に襲われるのは当然だった
< 30 / 45 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop