夢と現実の交差点
扉を抜け、目に見えたのは、白い天井だった
「戻ってこれたんだな」
ちゃんと現実に戻れたことに、安堵する
「そうだぬいぐるみ、ぬいぐるみはと」
バクのぬいぐるみをさがす
「あ、あった」
棚の隅に置かれていたバクのぬいぐるみ
「あれ、目の色が違う?」
館への繋ぐ道しるべとなったこのぬいぐるみにも、変化があったようだ
今更になって夢は本当だったと思い知らされる
長期入院のため、個室となった病室に、朝の日差しが入り込む
カーテンを抜け届く光は、優しく俺を包み込むようで
「何かいいことがありそう」
そんなことを思ってしまう
やるべきことも見えず、なんとなく勉強を始めた
こんな時ばかり、何故か捗るため少し気分を楽にできた
「戻ってこれたんだな」
ちゃんと現実に戻れたことに、安堵する
「そうだぬいぐるみ、ぬいぐるみはと」
バクのぬいぐるみをさがす
「あ、あった」
棚の隅に置かれていたバクのぬいぐるみ
「あれ、目の色が違う?」
館への繋ぐ道しるべとなったこのぬいぐるみにも、変化があったようだ
今更になって夢は本当だったと思い知らされる
長期入院のため、個室となった病室に、朝の日差しが入り込む
カーテンを抜け届く光は、優しく俺を包み込むようで
「何かいいことがありそう」
そんなことを思ってしまう
やるべきことも見えず、なんとなく勉強を始めた
こんな時ばかり、何故か捗るため少し気分を楽にできた