夢と現実の交差点
梶side
「誰?」
綾(北見)が俺の横から画面を覗いてくる
こうして近くで見てるとすごい可愛く見えるのはどうしてだろうか
少し胸が高鳴る自分を押さえつつ
明日斗だよ、と返した
「え、言っちゃったの?」
『なんか問題あったか?』
「いやさ、もっとサプライズ的な感じとか考えなかったの?」
『考えてなかったわ……
悪かったなこういう芸のない性格で』
「まあ、そういうところが真面目な悠樹(梶)らしくて好きだけど」
少し頬を染めて言う綾
そんな綾に、恥ずかしがって言うなよ
可愛いだけだから、とか言うと
「なによ急に べ、別に恥ずかしがってなんかないし」
と何故か拗ねた
女と関わりをできるだけしてこなかった俺は、いつもこう怒らせるようになってしまう
俺のように、明日斗はなんないといいんだが……
4β fin
「誰?」
綾(北見)が俺の横から画面を覗いてくる
こうして近くで見てるとすごい可愛く見えるのはどうしてだろうか
少し胸が高鳴る自分を押さえつつ
明日斗だよ、と返した
「え、言っちゃったの?」
『なんか問題あったか?』
「いやさ、もっとサプライズ的な感じとか考えなかったの?」
『考えてなかったわ……
悪かったなこういう芸のない性格で』
「まあ、そういうところが真面目な悠樹(梶)らしくて好きだけど」
少し頬を染めて言う綾
そんな綾に、恥ずかしがって言うなよ
可愛いだけだから、とか言うと
「なによ急に べ、別に恥ずかしがってなんかないし」
と何故か拗ねた
女と関わりをできるだけしてこなかった俺は、いつもこう怒らせるようになってしまう
俺のように、明日斗はなんないといいんだが……
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