雪降るセカイは一瞬で.

雪の中キミは
僕に微笑みひとつ浮かべ
消えていった

そんなキミは
雪の精だったんじゃないかって
ガラにもなく思うんだ

僕の呼びかけに微笑んで
僕の呼びかけに答えて
僕の呼びかけにまた笑ったキミは
今どこにいるのだろうか


知らないセカイにたって
知らないセカイで生きて
知らないセカイに慣れても
キミのいない人生には
慣れないんだ

どこにいるかなんて
もう分かっているのに
あと、1歩、
あの一瞬を思い出して
動けないんだ

キミが好きだから
キミを解放したいんだ

でも今でも
キミが好きなんだ
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