永遠なんてないこの世界で、きみと奇跡みたいな恋を。
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私の命は、あとどれほど残っているんだろう。
大好きな人と、同じだけの時間を生きることは出来るのかな。
私が怖いのは、死ぬことよりも、大好きな人を置いていくこと、そして……。
私と同じ、胸に爆弾を持っている彼に、置いていかれること。
どちらも、二度と手の届かない悲しみ、触れ合うことの出来ない苦しみに苛まれる。
『良かっ……た、今まで……あり、がとっ…う、ふう姉………』
大切なあの子の命が、私の腕の中で消えた時。
息が出来ないほどの悲しみに、身体をバラバラに切り刻まれるほどの痛みに苛まれた。
ねぇ、ほのかちゃん……私、気づいた事があるんだ。
私の行きたい場所、生きていきたい人。
その場所に行くには、その人と生きていくには………。
強い心と、覚悟が……必要なんだね……。