別れるための28日の蜜日
慰めるように言ってくれた香苗に弱々しく頷いて笑った。
「そうかも。罪悪感も持たなくてすみそうだし」
「‥‥‥あんたが罪悪感持たなきゃいけない相手は別でしょうが。計画の変更、まだアリだからね?」
香苗の言葉に動きが止まった瞬間、メールの着信音が鳴った。
「稲垣君?」
スマホを確認する私に聞いて来た香苗に、首を振って答えた。
「ううん、飯島君。なんだろ」
タップして内容を確認して、コクンと息をのんだ。
「‥‥香苗、計画の変更はナシみたい」
飯島君からのメールは私への確認だった。
『稲垣から山内の事聞いてくるメールあった。なんも知らないって返しといたけど、それでいいんだよな?稲垣、なんかすげえ不安そうだったぞ。俺、山内信じていいよな?』
「そうかも。罪悪感も持たなくてすみそうだし」
「‥‥‥あんたが罪悪感持たなきゃいけない相手は別でしょうが。計画の変更、まだアリだからね?」
香苗の言葉に動きが止まった瞬間、メールの着信音が鳴った。
「稲垣君?」
スマホを確認する私に聞いて来た香苗に、首を振って答えた。
「ううん、飯島君。なんだろ」
タップして内容を確認して、コクンと息をのんだ。
「‥‥香苗、計画の変更はナシみたい」
飯島君からのメールは私への確認だった。
『稲垣から山内の事聞いてくるメールあった。なんも知らないって返しといたけど、それでいいんだよな?稲垣、なんかすげえ不安そうだったぞ。俺、山内信じていいよな?』