偽りの翼Ⅱ




きっと私の顔が誘ってるようにでも見えたのだろう



「もう…!へんたいっ」



そう言うと、



「自分だって昨日散々喘いでたくせに」


 
ニヤッと笑いながら彼は言った




「う、うるさーい!」




それは、否定できない。




だってしょうがないじゃん。




感じちゃうもんっ








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