偽りの翼Ⅱ



そんな、注目を浴びながら歩いているとき。




ポツ、ポツ………




雨音が聞こえた




「雨!?」




「みたいだな……花恋走るぞ」



千尋に手を引かれ走りだす




ザァァァァ




まさか雨が降るとは思っても見なかったので、私はなにがなんだかわからない




私達が雨宿りしたのはホテル街の1つ




「ここでいい?」




「あ、うん」




突然で少し緊張はしたものの私は入ることを決心した




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