偽りの翼Ⅱ




18である私たちはギリギリ入れた




「結構濡れた?」



「んー、ちょっと湿ってる程度」



「平気?」



「うん」



ワンピースを身に着けているのですぐに乾くだろう。




「先にシャワー浴びれば?私服乾かすよ」




「まじ?じゃあお言葉に甘えて。」



千尋はシャツとズボンを脱いで



お風呂場に向かった




シャツはだいぶ濡れているが、ズボンはあまり濡れていないので下着は無事だろう




私はシャツとズボンを乾かし、ついでに自分のワンピースも身につけたまま乾かした




「花恋ー、あがった」




「はーい。あ、乾かしたから着て大丈夫だよ」




「おけ。ありがとな」




「いえいえ♪」




< 213 / 360 >

この作品をシェア

pagetop