偽りの翼Ⅱ




「裕翔も行く?」




「俺?あー、行こうかな」




「うん、じゃあ行こう」



私は裕翔と一緒に李玖のお見舞い行くことにした








「李玖。久しぶりー」




久しぶりっていっても3,4日だけど。



「ああ、花恋。…………隣の人は?」




「裕翔、だよ。私の彼氏」




「花恋の彼氏…?あれ、千尋くんじゃなかったっけ?」




「え!?私と千尋は付き合ってないよっ!?」



「なんだ、僕の勘違いか」




「そーだよー!」




私は明るくそう言ったけど、




心臓はバクバクしていた




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