Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】
あっちゃんにも何か買ってあげようかな!
『あっちゃんは、ブラックコーヒーだよねっ!!』
最近やっとあっちゃんの好きな物なら、大体は把握出来る様になった。
煙草は、マルボロのメンソール。
飲み物はブラックコーヒー。
果物は、苺が好き。
…可愛いなって思う。
まだまだ、他にもたくさんの事を知った。
桃の天然水のペットボトルを左手に持って、コーヒーが置いてある場所へ移動した。
あれっ?
『これだっけ?…こっちだっけ?』
目の前にズラリと並ぶ、缶コーヒーを選んでいた時だった。
カタン…
「これっ!アツシは、このブラックが好きなんだよ!」
『えっ!?』
甘い香りに誘われて、後ろを振り返ると、見覚えのある女の人が、ブラックコーヒーを片手にあこを見下ろしていた。
『……有美さん?』
「覚えててくれたんだ?」
『あっちゃんは、ブラックコーヒーだよねっ!!』
最近やっとあっちゃんの好きな物なら、大体は把握出来る様になった。
煙草は、マルボロのメンソール。
飲み物はブラックコーヒー。
果物は、苺が好き。
…可愛いなって思う。
まだまだ、他にもたくさんの事を知った。
桃の天然水のペットボトルを左手に持って、コーヒーが置いてある場所へ移動した。
あれっ?
『これだっけ?…こっちだっけ?』
目の前にズラリと並ぶ、缶コーヒーを選んでいた時だった。
カタン…
「これっ!アツシは、このブラックが好きなんだよ!」
『えっ!?』
甘い香りに誘われて、後ろを振り返ると、見覚えのある女の人が、ブラックコーヒーを片手にあこを見下ろしていた。
『……有美さん?』
「覚えててくれたんだ?」