Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】
「1ヶ月も経つわりに、アツシの好きなコーヒーも選べねーの?アハハッ、マジでウケる!!
…つーか、マジで好きなの?」
有美さんの、さっきまでのあの人なつっこい笑顔は何処に消えてしまったのだろう…
あこも、自分の顔がこわばっているのが分かってしまった。
「さっきさぁ~アツシに電話したら、お前と付き合ってるとか言うからさぁ~!!
何の冗談かと思って…アツシの家に行くとこだったんだよ!」
さっきの電話は…有美さんからだったんだね。
これは、勝手な予想だけど…有美さんが、あっちゃんの元カノ??
『…冗談なんかじゃ…ないです!』
必死の抵抗だった。
「つーかっ!!アタシとアツシは、もう2年半も付き合ってたんだよっ!
お前邪魔なんだけど!消えろよ!!」
有美さんが声を張り上げた。
やっぱりね…?
何となく…分かったんだ。
あっちゃんと有美さんの間には、何かがあるって事。
「おい!消えろよ!!」
ビクッ
まただ…
あの目…花火大会の後の、あの目。
怖い。怖い。怖い…
あこは、有美さんの迫力に負けて、一歩後ずさりしてしまった。
それでも、有美さんは絶対に目を反らそうとしない。
あこが後退りした分、また迫って来る。
…つーか、マジで好きなの?」
有美さんの、さっきまでのあの人なつっこい笑顔は何処に消えてしまったのだろう…
あこも、自分の顔がこわばっているのが分かってしまった。
「さっきさぁ~アツシに電話したら、お前と付き合ってるとか言うからさぁ~!!
何の冗談かと思って…アツシの家に行くとこだったんだよ!」
さっきの電話は…有美さんからだったんだね。
これは、勝手な予想だけど…有美さんが、あっちゃんの元カノ??
『…冗談なんかじゃ…ないです!』
必死の抵抗だった。
「つーかっ!!アタシとアツシは、もう2年半も付き合ってたんだよっ!
お前邪魔なんだけど!消えろよ!!」
有美さんが声を張り上げた。
やっぱりね…?
何となく…分かったんだ。
あっちゃんと有美さんの間には、何かがあるって事。
「おい!消えろよ!!」
ビクッ
まただ…
あの目…花火大会の後の、あの目。
怖い。怖い。怖い…
あこは、有美さんの迫力に負けて、一歩後ずさりしてしまった。
それでも、有美さんは絶対に目を反らそうとしない。
あこが後退りした分、また迫って来る。