Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】
あこは、震える手をギュッっと力いっぱい握り締めて、精一杯勇気を出した。
『でも…消えない。あっちゃんが言った事しか信じませんから!』
気持ちを口にした途端…体まで震え始めてしまった。
心臓が口から出そうな程に、バクバクと音を立てた。
「ハァッ!?…何でしゃばってんだよ!
お前が現れなきゃ…普通にヨリ戻せてたのにっ!!
人の男、横取りしてんじゃねーよ!!」
ググッ
『うっ…やめっ……グッ…』
あこの胸ぐらを掴む、有美さんの表情はまるで鬼みたいだ…
強い、強い、憎しみが苦しい程に伝わって来るよ…
本当に苦しい…
有美さんの、あまりの力の強さに驚いてしまう。
これが、女の人の力なの?
苦しい……
締めつけられる……
『でも…消えない。あっちゃんが言った事しか信じませんから!』
気持ちを口にした途端…体まで震え始めてしまった。
心臓が口から出そうな程に、バクバクと音を立てた。
「ハァッ!?…何でしゃばってんだよ!
お前が現れなきゃ…普通にヨリ戻せてたのにっ!!
人の男、横取りしてんじゃねーよ!!」
ググッ
『うっ…やめっ……グッ…』
あこの胸ぐらを掴む、有美さんの表情はまるで鬼みたいだ…
強い、強い、憎しみが苦しい程に伝わって来るよ…
本当に苦しい…
有美さんの、あまりの力の強さに驚いてしまう。
これが、女の人の力なの?
苦しい……
締めつけられる……