Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】
誕生日とプロポーズ
『あぁ~っちゃ~ん!!お待たせ~!!』
「遅っせぇよ!あこは泣き虫、わがまま、マイペース…最強だなっ!」
『ひどーいっ…これでも100倍急いだんですけど!!!…てか、寒~い!!』
11月
気が付けば、もうすぐそこまで冬がやって来ていた。
山々は、頬を赤く染め、雲は低い場所からあこ達を見下ろしていた。
あことあっちゃんは、順調に絆を深めて行った。
このまま、平凡に、幸せに過ごせると思っていたんだ。
11月も終わり、12月に入ると…大雪になった。
いつもなら、X'masイブに合わせる様に、初雪が積もるくせに…
この年は、12月に入った途端、辺り一面の銀世界になった。
12月4日
あこは、19歳になった。
「あこ!19歳おめでと~!!」
『ありがと~!!みんなぁ~♪』
今日のあこは、ちょっとしたお姫様状態。
あっちゃんの家で、みんなが祝福してくれた。
エリ、ヒロトくん、卓ちゃん、ユキ、おばちゃん…それから、大好きなあっちゃん。
あこを見つめているあっちゃんは、夏の頃よらも優しい目をしていた。
「遅っせぇよ!あこは泣き虫、わがまま、マイペース…最強だなっ!」
『ひどーいっ…これでも100倍急いだんですけど!!!…てか、寒~い!!』
11月
気が付けば、もうすぐそこまで冬がやって来ていた。
山々は、頬を赤く染め、雲は低い場所からあこ達を見下ろしていた。
あことあっちゃんは、順調に絆を深めて行った。
このまま、平凡に、幸せに過ごせると思っていたんだ。
11月も終わり、12月に入ると…大雪になった。
いつもなら、X'masイブに合わせる様に、初雪が積もるくせに…
この年は、12月に入った途端、辺り一面の銀世界になった。
12月4日
あこは、19歳になった。
「あこ!19歳おめでと~!!」
『ありがと~!!みんなぁ~♪』
今日のあこは、ちょっとしたお姫様状態。
あっちゃんの家で、みんなが祝福してくれた。
エリ、ヒロトくん、卓ちゃん、ユキ、おばちゃん…それから、大好きなあっちゃん。
あこを見つめているあっちゃんは、夏の頃よらも優しい目をしていた。