Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】
講義が終わった後は、あっちゃんとデートの約束があるからだった。
『あっ☆
このワンピ!!ずーっと着てないなぁ…』
あこの一番お気に入りのワンピース。
あこが高校2年生の時、テストの成績がクラスで3番になった時、お母さんが買ってくれた。
真っ白のふわふわのワンピース。
腰の所がキュッっと絞まっていて、ひらひらの段になっている。
エリが大絶賛の一枚。
『これに決めたッ!!』
あっちゃん…可愛いって言ってくれるかな?
そして、そのワンピースの上に薄いピンク色の厚手のトレンチコートをはおった。
昨日お母さんとお姉ちゃんからプレゼントされた新品のバックを持った。
鏡の前でくるりと一回転してみる。
『よーしっ!』
張り切って部屋を飛び出した。
…今日が最悪の日になる事も知らずに。
『行ってきまぁーす!!』
黒のストレッチブーツを履いて玄関のドアを開けた。
白銀の世界をバックに、大好きな親友があこの目に飛込んで来た。
手に真っ白な息を吹きかけていた。
『あっ☆
このワンピ!!ずーっと着てないなぁ…』
あこの一番お気に入りのワンピース。
あこが高校2年生の時、テストの成績がクラスで3番になった時、お母さんが買ってくれた。
真っ白のふわふわのワンピース。
腰の所がキュッっと絞まっていて、ひらひらの段になっている。
エリが大絶賛の一枚。
『これに決めたッ!!』
あっちゃん…可愛いって言ってくれるかな?
そして、そのワンピースの上に薄いピンク色の厚手のトレンチコートをはおった。
昨日お母さんとお姉ちゃんからプレゼントされた新品のバックを持った。
鏡の前でくるりと一回転してみる。
『よーしっ!』
張り切って部屋を飛び出した。
…今日が最悪の日になる事も知らずに。
『行ってきまぁーす!!』
黒のストレッチブーツを履いて玄関のドアを開けた。
白銀の世界をバックに、大好きな親友があこの目に飛込んで来た。
手に真っ白な息を吹きかけていた。