Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】
「…マジかよっ!
あこは絶対に男作んないと思ってた…」
ケンは溜め息をつきながらおでこに右手をあててしゃがみこんでしまった。
ひどく、落ち込んでいる。
「ごめん、力になれなくて…」
エリもしゃがみこんで、ケンの肩をポンポンと叩いた。
しょうがないよね…
今のあことアツシくんを引き離せるヤツはたぶんいないよ。
ごめんね…ケン。
エリは心の中で謝った。
「あっ…あー!
いいんだ(笑)気にすんな!!」
無理矢理笑顔を作っているのがバレバレだ。
「…ん。
じゃ…あこのとこ行くね?」
エリがあこの所に行こうとした、その時だった。
「待って!エリ…。
どうしても、無理かな?…無理、だよな…。」
「無理………と思う。」
そう言って、エリはあこの隣の席に座った。
一限目…
二限目…
三限目…
あこは大学になれていないのか、講義中はひたすら眠っていた。
あこは絶対に男作んないと思ってた…」
ケンは溜め息をつきながらおでこに右手をあててしゃがみこんでしまった。
ひどく、落ち込んでいる。
「ごめん、力になれなくて…」
エリもしゃがみこんで、ケンの肩をポンポンと叩いた。
しょうがないよね…
今のあことアツシくんを引き離せるヤツはたぶんいないよ。
ごめんね…ケン。
エリは心の中で謝った。
「あっ…あー!
いいんだ(笑)気にすんな!!」
無理矢理笑顔を作っているのがバレバレだ。
「…ん。
じゃ…あこのとこ行くね?」
エリがあこの所に行こうとした、その時だった。
「待って!エリ…。
どうしても、無理かな?…無理、だよな…。」
「無理………と思う。」
そう言って、エリはあこの隣の席に座った。
一限目…
二限目…
三限目…
あこは大学になれていないのか、講義中はひたすら眠っていた。