Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】
運命の出逢い
「みんな、卒業おめでとう!!」
卒業式を終えた直後の教室には、大嫌いな担任の声と、クラスメイトのすすり泣く声が響き渡る。
桜の木が、やっと蕾を付け始めた春。
佐々木あこ。
18歳。
あこは、「高校生活」から卒業した。
あこの高校生活3年間は、特別これと言った“思い出”が無い。
あこにしてみれば、正直話“ツマラナイ”3年間だった。
友達だって、人並みに作れたと思う。
…でも、みんなうわべだけの簡単な友達。
勉強だって、人並みに頑張ったと思う。
…でも、順位はいつも中間。
不良でもなければ、優等生でもなかった。
人並みに恋愛だってしたと思う。
…ただ、本気で人を好きになる事は無かったし、恋愛で涙を流す事も無かった。
涙なんて物は、小さい時に流して以来忘れた。
背が低くて、童顔。
丸い目の睫毛に、マスカラを重ねると、大人になった気がして嬉しい。
胸までのサラサラロングの焦茶色の髪の毛。
学年で言えば、並。
クラスの中では、可愛い方に居たと思う。
「あこ!絶対連絡頂戴ねっ?
卒業しても遊ぼうね!!」
出た。
卒業式の後の決まり文句。
『うんっ!約束☆』
…とか言ってみたりして。
馬鹿だね、連絡なんていつの間にか途絶えちゃうもんだし!
みんなが感動に浸る中、あこは冷めていた。
この春、あこは大学へ入学する。
“ツマラナイ”高校生活の反動なのか、大学へ入学した途端に、あこの生活と外見はハデになって行った。
焦茶色の髪の毛は、栗色の明るい茶髪。
卒業式を終えた直後の教室には、大嫌いな担任の声と、クラスメイトのすすり泣く声が響き渡る。
桜の木が、やっと蕾を付け始めた春。
佐々木あこ。
18歳。
あこは、「高校生活」から卒業した。
あこの高校生活3年間は、特別これと言った“思い出”が無い。
あこにしてみれば、正直話“ツマラナイ”3年間だった。
友達だって、人並みに作れたと思う。
…でも、みんなうわべだけの簡単な友達。
勉強だって、人並みに頑張ったと思う。
…でも、順位はいつも中間。
不良でもなければ、優等生でもなかった。
人並みに恋愛だってしたと思う。
…ただ、本気で人を好きになる事は無かったし、恋愛で涙を流す事も無かった。
涙なんて物は、小さい時に流して以来忘れた。
背が低くて、童顔。
丸い目の睫毛に、マスカラを重ねると、大人になった気がして嬉しい。
胸までのサラサラロングの焦茶色の髪の毛。
学年で言えば、並。
クラスの中では、可愛い方に居たと思う。
「あこ!絶対連絡頂戴ねっ?
卒業しても遊ぼうね!!」
出た。
卒業式の後の決まり文句。
『うんっ!約束☆』
…とか言ってみたりして。
馬鹿だね、連絡なんていつの間にか途絶えちゃうもんだし!
みんなが感動に浸る中、あこは冷めていた。
この春、あこは大学へ入学する。
“ツマラナイ”高校生活の反動なのか、大学へ入学した途端に、あこの生活と外見はハデになって行った。
焦茶色の髪の毛は、栗色の明るい茶髪。