Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】
翌朝…
朝、あっちゃんが仕事に行くついでに家に送ってもらった。
「あこ。今日は大学行かないで、家でゆっくりしてろよ?」
車から降りかけたあこを呼び止めるように言った。
でも、あこは首を横に振った。
『ううん…行く。
負けない…』
あこは強い眼差しであっちゃんに訴えた。
まるで…
昨日の出来事から、逃げたくない。
…そう、言っている様な目だった。
「…強がんなよっ(笑)変なとこで、気強いんだもんな…ったく(笑)」
あこの髪をくしゃくしゃと撫でた。
『フフッ(笑)
送ってくれてありがと。あと…これからもよろしくお願いしますっ…』
あこはぺこっと会釈をした。
そして、不安そうな目であっちゃんを見つめた。
《離れて行ったりしないよね?》
あこからの精一杯のサインだった。
朝、あっちゃんが仕事に行くついでに家に送ってもらった。
「あこ。今日は大学行かないで、家でゆっくりしてろよ?」
車から降りかけたあこを呼び止めるように言った。
でも、あこは首を横に振った。
『ううん…行く。
負けない…』
あこは強い眼差しであっちゃんに訴えた。
まるで…
昨日の出来事から、逃げたくない。
…そう、言っている様な目だった。
「…強がんなよっ(笑)変なとこで、気強いんだもんな…ったく(笑)」
あこの髪をくしゃくしゃと撫でた。
『フフッ(笑)
送ってくれてありがと。あと…これからもよろしくお願いしますっ…』
あこはぺこっと会釈をした。
そして、不安そうな目であっちゃんを見つめた。
《離れて行ったりしないよね?》
あこからの精一杯のサインだった。