Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】
あこはわざとらしく、明るく振る舞いながら部屋へ向かおうとした。
階段に足を掛けた時。
背中ごしにやさしい声がした。
「あこ?…お母さんは、あこの味方だからね?
何でも…話してね?
力になりたいんだから…」
『…ッ…』
あこは泣きそうなのをぐっっと堪えて振り返った。
『ありがとっ☆
あこも、お母さんの味方だよっ?
…さぁーてと。学校行く準備しなきゃっ♪』
…トン…トントントン…
あこは急ぎ足で階段を登った。
ガチャッ……パタ…ン。
ドンッ!!!
あこは閉めた部屋のドアによっかかった。
『うっ…グスッ…ぅぅぅぅっ…』
最後の涙を絞り出す様に声を殺して泣いた。
《泣かない…泣くのはこれで最後。》
…そう決めた。
そして早々と準備を始めた。
メイクも終わって、髪をセットした時だった。
…ピンポーン…
階段に足を掛けた時。
背中ごしにやさしい声がした。
「あこ?…お母さんは、あこの味方だからね?
何でも…話してね?
力になりたいんだから…」
『…ッ…』
あこは泣きそうなのをぐっっと堪えて振り返った。
『ありがとっ☆
あこも、お母さんの味方だよっ?
…さぁーてと。学校行く準備しなきゃっ♪』
…トン…トントントン…
あこは急ぎ足で階段を登った。
ガチャッ……パタ…ン。
ドンッ!!!
あこは閉めた部屋のドアによっかかった。
『うっ…グスッ…ぅぅぅぅっ…』
最後の涙を絞り出す様に声を殺して泣いた。
《泣かない…泣くのはこれで最後。》
…そう決めた。
そして早々と準備を始めた。
メイクも終わって、髪をセットした時だった。
…ピンポーン…