Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】
あこを見ると、目に一杯に涙を貯めている。
…ズキン。
あっちゃんの心臓が痛んだ。
“何言ってんだ、俺?
あこは何もしてない。
俺が勝手に妬いてるだけだ…”
「あこ…?ごめん…」
あっちゃんは自分の一言一言に後悔をしていた。
『ひど…ッ…そんな風にあこの事…見てたのっ?』
ついに雨が降りだした。
あこの目からはドシャ降りの雨。
「ち…違うっ!あこ、ごめ…」
『もういいっ!!』
あこは前を歩いていたエリ達をスッっと追い抜いて走って行ってしまった。
「あっ!…あこっ?どこ行くのっ?」
エリは人混みの中に消えて行くあこを追い掛けようとしたが、やめて、あっちゃんを睨みつけた。
「アツシくんっ!?
あこに何か言ったのっ?」
あっちゃんはただ立ち尽くしていた。
酷い。酷いよ!あっちゃん!!
あこの事、何も分かってないっ…
涙で前が霞んだ。
でも、あこは少しでもあっちゃんから遠ざかりたい一心で走った。
「あこちゃんっっっ!!?」
…ズキン。
あっちゃんの心臓が痛んだ。
“何言ってんだ、俺?
あこは何もしてない。
俺が勝手に妬いてるだけだ…”
「あこ…?ごめん…」
あっちゃんは自分の一言一言に後悔をしていた。
『ひど…ッ…そんな風にあこの事…見てたのっ?』
ついに雨が降りだした。
あこの目からはドシャ降りの雨。
「ち…違うっ!あこ、ごめ…」
『もういいっ!!』
あこは前を歩いていたエリ達をスッっと追い抜いて走って行ってしまった。
「あっ!…あこっ?どこ行くのっ?」
エリは人混みの中に消えて行くあこを追い掛けようとしたが、やめて、あっちゃんを睨みつけた。
「アツシくんっ!?
あこに何か言ったのっ?」
あっちゃんはただ立ち尽くしていた。
酷い。酷いよ!あっちゃん!!
あこの事、何も分かってないっ…
涙で前が霞んだ。
でも、あこは少しでもあっちゃんから遠ざかりたい一心で走った。
「あこちゃんっっっ!!?」