Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】
「…でも、あこちゃんは、何百人…何千人もいる、この大学っていう職場にいるじゃない?

毎日、違う人と出会う訳じゃない?

分かる?

男の人も沢山いるでしょう?

…だから…いつあこちゃんの気持ちが他の人に移っても不自然じゃないでしょ?


アイツは…あこちゃんを失うのが怖いのよ。」

有美の言ってる事が本当ならどれだけいいだろう…

『…そう…かな…』

有美はもう、3年前くらあからアツシを知ってる。

悔しいけど、なんとなくだけど…説得力がある。

「そうそう☆
もう一度アイツとちゃんと向きあってみなよ?」

…!!
驚いてしまう。
有美の口からこんなに勇気づけられるなんて。
< 255 / 376 >

この作品をシェア

pagetop