Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】
分からない。
『あこの事…嫌いになったんじゃないなら、どうしてっ?
全然分からないっ!!』
泣き叫ぶあこをヒロトが睨んだ。
「アイツ言ってたよ!
守りたかった、大切なんだって…今でもあこちゃんが一番大切なんだって…。
でも、理由、俺にも言ってくれねぇんだよ…
聞いてもさ…“いつか分かる日が必ず来る”の一転張りでさ…」
あこを睨むヒロトの目にも涙が輝いていた。
「だから…信じてやるしかねぇじゃん!!
もう、一生会えない訳じゃねぇんだ。
信じてやるしかねぇよ、アイツが話してくれるまで。」
「あこ…?
大丈夫、お互いを想う気持が強くて、二人がお互いを必要とするなら…必ず、まためぐり逢えるから…」
ポタッ…
エリの涙がほっぺを伝って地面に落ちた。
どうして?
あこにも言えない理由があるの?
すらっと伸びた
背の高いあっちゃん…
大きな手。
広い背中。
あったかい胸。
いつもあこの唇を塞ぐ優しい唇。
笑うとたまに見える八重歯。
もう一度あこの事馬鹿にしてよ。
またあこに沢山イヤミ言ってよ。
また…潰れちゃうくらい抱き締めてよっ…
『あこの事…嫌いになったんじゃないなら、どうしてっ?
全然分からないっ!!』
泣き叫ぶあこをヒロトが睨んだ。
「アイツ言ってたよ!
守りたかった、大切なんだって…今でもあこちゃんが一番大切なんだって…。
でも、理由、俺にも言ってくれねぇんだよ…
聞いてもさ…“いつか分かる日が必ず来る”の一転張りでさ…」
あこを睨むヒロトの目にも涙が輝いていた。
「だから…信じてやるしかねぇじゃん!!
もう、一生会えない訳じゃねぇんだ。
信じてやるしかねぇよ、アイツが話してくれるまで。」
「あこ…?
大丈夫、お互いを想う気持が強くて、二人がお互いを必要とするなら…必ず、まためぐり逢えるから…」
ポタッ…
エリの涙がほっぺを伝って地面に落ちた。
どうして?
あこにも言えない理由があるの?
すらっと伸びた
背の高いあっちゃん…
大きな手。
広い背中。
あったかい胸。
いつもあこの唇を塞ぐ優しい唇。
笑うとたまに見える八重歯。
もう一度あこの事馬鹿にしてよ。
またあこに沢山イヤミ言ってよ。
また…潰れちゃうくらい抱き締めてよっ…