Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】
ダラダラとするあこに痺をきらしたお母さんが買い物を押し付けた。
『えぇーっ………』
あからさまに嫌な気持ちを顔に出してしまった。
「いいからっ!!
駅前のお豆腐屋さんで、絹ごしのお豆腐と、お姉ちゃんの好きなシュークリームもね!」
めんどくさいなぁ…。
『ふぁーい!』
あこは返事をしながら、ダラダラと準備を始めた。
駅前にはさすがにスッピンでは行く気になれない…。
とりあえず、メイクをして、ジーンズにロンTを着て、髪はめんどくさいから、頭のてっぺんで大きなおだんごを作った。
『行ってきまーふ!』
ガスッ…ガスッ…
足を引きずるように歩く…。
歩くのもめんどくさい。
『…たるんでるなぁ…あこ。』
一人語を言ってみる。
『お豆腐くださいッ!』
駅前なのに、ちょっと古ぼけた小さなお豆腐屋さん。
店員さんは、おじいちゃん一人だけ。
「いつもありがとうねぇ…」
おじいちゃんに300円支払って、次はシュークリーム屋さんへ…
――――――!!
夢かと思った。
『…あっちゃん!!』間違いないよ。
背中を見ただけで分かる。
間違いないよ!
『えぇーっ………』
あからさまに嫌な気持ちを顔に出してしまった。
「いいからっ!!
駅前のお豆腐屋さんで、絹ごしのお豆腐と、お姉ちゃんの好きなシュークリームもね!」
めんどくさいなぁ…。
『ふぁーい!』
あこは返事をしながら、ダラダラと準備を始めた。
駅前にはさすがにスッピンでは行く気になれない…。
とりあえず、メイクをして、ジーンズにロンTを着て、髪はめんどくさいから、頭のてっぺんで大きなおだんごを作った。
『行ってきまーふ!』
ガスッ…ガスッ…
足を引きずるように歩く…。
歩くのもめんどくさい。
『…たるんでるなぁ…あこ。』
一人語を言ってみる。
『お豆腐くださいッ!』
駅前なのに、ちょっと古ぼけた小さなお豆腐屋さん。
店員さんは、おじいちゃん一人だけ。
「いつもありがとうねぇ…」
おじいちゃんに300円支払って、次はシュークリーム屋さんへ…
――――――!!
夢かと思った。
『…あっちゃん!!』間違いないよ。
背中を見ただけで分かる。
間違いないよ!