Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】
その日から、あこの指にはシルバーのピンキーリングが輝いていた。
ピンキーリングをするとね、幸せが逃げて行かないんだって。
ねぇ、ケン。
ケンは知らないと思うけど、ケンが思っている以上にあこは嬉しかったんだよ。
ベッドに潜ったのは、恥ずかしいだけじゃなかったんだよ。
あのね…
嬉しすぎで涙がたくさん溢れてきたんだ。
あの時、頭のなかはケンで一杯だったんだ。
…ありがとう、ケン。
…ごめんね、あっちゃん。
ピンキーリングをするとね、幸せが逃げて行かないんだって。
ねぇ、ケン。
ケンは知らないと思うけど、ケンが思っている以上にあこは嬉しかったんだよ。
ベッドに潜ったのは、恥ずかしいだけじゃなかったんだよ。
あのね…
嬉しすぎで涙がたくさん溢れてきたんだ。
あの時、頭のなかはケンで一杯だったんだ。
…ありがとう、ケン。
…ごめんね、あっちゃん。