Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】
書かれていたのは、こんな内容だった。
【みなの集、お疲れである☆
この後の講義全部さぼって、西公園にみんなで花見に行かない?
今日あたり、ヤッバイ満開だよっ!!
行く人は、下の空欄に署名求ム☆☆☆】
これは…あやの字だな(笑)
意外にも達筆なあやの文字。
そのまま目線を下の空欄へずらす。
書かれていた名前。
【さき シュウ ゆーこ みな ケン まさと エリ】
『プッ(笑)…』
思わず吹き出してしまう。
結局みんな行くんじゃん!!
あこはシャーペンを握った。
【あ こ】
あこは名前を書いて、あやにポーンと投げた。
あやは目の前に飛んできた紙切れを開いた。
「…やたっ☆」
と小声で言った後、小さくガッツポーズをした。
あこは頬杖をついたまま外を見上げてみる。
果てしなくどこまでも続く、青い空にポツン、ポツンと浮かぶ小さな真っ白な曇。
あの人も、この空を見ているのだろうか?
あっちゃん。
【みなの集、お疲れである☆
この後の講義全部さぼって、西公園にみんなで花見に行かない?
今日あたり、ヤッバイ満開だよっ!!
行く人は、下の空欄に署名求ム☆☆☆】
これは…あやの字だな(笑)
意外にも達筆なあやの文字。
そのまま目線を下の空欄へずらす。
書かれていた名前。
【さき シュウ ゆーこ みな ケン まさと エリ】
『プッ(笑)…』
思わず吹き出してしまう。
結局みんな行くんじゃん!!
あこはシャーペンを握った。
【あ こ】
あこは名前を書いて、あやにポーンと投げた。
あやは目の前に飛んできた紙切れを開いた。
「…やたっ☆」
と小声で言った後、小さくガッツポーズをした。
あこは頬杖をついたまま外を見上げてみる。
果てしなくどこまでも続く、青い空にポツン、ポツンと浮かぶ小さな真っ白な曇。
あの人も、この空を見ているのだろうか?
あっちゃん。