Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】
やだな…本当に酔っ払いだぁ~…

突然、何言い出すんだよ、ヒロトくん…

『ハァ~…』

あこは、うんざり…と、大きな溜め息を溢した。

「ばぁかっ!食わねぇよっ!!
つぅか、早く寝ろよ!

エリちゃん、バイバイ!」

「バイバイ♪
あこ、後でメールするね、おやすみぃ~☆

…ヒロト、マジでうざっ!!」

バンッ

エリは、酔っ払いヒロトくんを完全に無視して、あっちゃんの車のドアを閉めた。

『エリ、バイバ~イ♪』

エリに手を振るあこを乗せて、あっちゃんの車は走り出した。

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