Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】
あっちゃんが、あこを砂の上に立たせてくれたと同時に、急に恥ずかしさが込みあげて来てしまった。
今まで男の人に甘えた事が無いあこにしてみれば、有り得ない行動。
恋をすると、こんなにも甘ったれになってしまうものなの?
自分が自分じゃないみたいで、擽ったい。
でも、あっちゃんには甘えたくなっちゃう…
好きって気付いたから…
大好きになっちゃったから…
『ね~あっちゃん!波の側まで行こ!!ねっ!』
「あ~だりぃよ…」
『えーっ!いいじゃん、行こー!ほらー!』
ぐいっ
恥ずかしさを隠す様に、あっちゃんの右腕を両手で掴んで引っ張った。
「あこっ…」
ぐいっ
『えぇぇっ!?』
一瞬の出来事だった。
ギュッ
嘘…ちょっと待って?
今、あこ、あっちゃんに抱き締められてない?
最初に手を引っ張ったのはあこの方なのに、今は逆にあっちゃんに手を引っ張られた。
引き寄せられて、そして…抱き締められた。
ダメだ、ダメダメ!頭の中がぐちゃぐちゃだぁ…
『あっ…あの…あっちゃ…あのっ…』
背が高くて、肩幅の広いあっちゃんに抱き締められると、あこの小さな体は、あっちゃんの胸にすっぽりと納まってしまった。
あっちゃんの匂いがする。
甘くて…大人の男の人って感じで…
トクン…トクン…トクン…
今まで男の人に甘えた事が無いあこにしてみれば、有り得ない行動。
恋をすると、こんなにも甘ったれになってしまうものなの?
自分が自分じゃないみたいで、擽ったい。
でも、あっちゃんには甘えたくなっちゃう…
好きって気付いたから…
大好きになっちゃったから…
『ね~あっちゃん!波の側まで行こ!!ねっ!』
「あ~だりぃよ…」
『えーっ!いいじゃん、行こー!ほらー!』
ぐいっ
恥ずかしさを隠す様に、あっちゃんの右腕を両手で掴んで引っ張った。
「あこっ…」
ぐいっ
『えぇぇっ!?』
一瞬の出来事だった。
ギュッ
嘘…ちょっと待って?
今、あこ、あっちゃんに抱き締められてない?
最初に手を引っ張ったのはあこの方なのに、今は逆にあっちゃんに手を引っ張られた。
引き寄せられて、そして…抱き締められた。
ダメだ、ダメダメ!頭の中がぐちゃぐちゃだぁ…
『あっ…あの…あっちゃ…あのっ…』
背が高くて、肩幅の広いあっちゃんに抱き締められると、あこの小さな体は、あっちゃんの胸にすっぽりと納まってしまった。
あっちゃんの匂いがする。
甘くて…大人の男の人って感じで…
トクン…トクン…トクン…