甘々なボスに、とろけそうです。


ボスの妹さん……!!?


「だから遠慮しないでOK」


いやいやいや。


「私、まだなにも会社に貢献してませんよ!?」


する見込みがあるかもわかりません。


「…………」


「こんな、個人的に、よくしてもらう意味が……わからないのですが……」


「未衣子ちゃんって……」


(?)


じっと、鋭い目で顔を覗き込まれる。言われてみれば、どことなく……ボスに似ている。


「天然?」


「はい?」


「っていうか、ド天然?」


まさか。


「違います……!」


っていうか、顔、近いです! 女性相手なのに、綺麗すぎて……ドキドキしてしまう。


「あはは、絶対そうだ」


「違いますってば……」


「あのね。兄さんは単純に、未衣子ちゃんに喜んでもらいたいだけ。だから、素直に甘えちゃっていいのよ」

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