私の家は52F！？〜イケメン達と秘密のシェアハウス〜

下に到着すると仲間たちが待っていた。


「よかった……！本当に……」


そう言って親友の帰り心から喜び、抱きしめた。


「あずにゃん。迎えに行かなかった俺が……」


吉伸が心底後悔しているといった様子であずさに頭を下げたが「吉伸さんのせいじゃないですよ」とあずさは彼の頭を上げさせた。


「一番悪いのはあのユニバースです。見てください。眉毛剥げてますよね？」


「そんな……ブッ！」


フォローしようとするが、マロ眉になっているあずさのことを見て、思い切り噴き出す吉伸。


「何笑ってるんですか！」


「だって、その眉毛……！」


肩を震わせて笑う吉伸に源之助が激怒するが、彼女の眉毛を見た瞬間口元がにやけ始めた。


「ちょっ！何なんですか！ふざけないでくださいよ！」


享も、光二もなぜか田中さんまでも笑っていた。


「平安時代の奥ゆかしい女性みたいじゃの」


八之助のフォローは全く持ってフォローになっていなかった。