僕と彼女の77日間




そう呟いた僕の頬には涙が湿っていた。



僕のためにこんなに泣いてくれているとは思わなかった。


大好きで大切だった若菜。




やっぱり慰めにもならないし何も伝わらないけど、若菜のそばにいよう。


気づいてもらえるわけも、泣かないでとも慰めることもできない。
そんな自分をちょっと呪った。




若菜の家に向かうと、若菜はまだ泣いてた。









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