華園のプリンセス
ガーネットside
3姉妹を見送った後。
私はあの人に会いに行った 。
「どうした…ガーネット」
「トパーズ様。この間お話していた華の3姉妹があの魔女の家に向かいました。いずれここにも来るでしょう。」
「そうか…いよいよだな。それまでお前は情報収集に当たってくれ。新しい情報が入ったらすぐに知らせるように」
「かしこまりました。それと…」
「まだ何かあるのか?」
「例の計画の話ですが…やはり実行するおつもりですか?」
「当たり前だろう。今更何を言っている。ジュエリーは国を動かす莫大な力を持っているのだ。」
「しかし!」
「忘れたのかガーネット…。お前を助けたのはこの俺だぞ。」
「はい。」
「お前はこの俺に従っていれば良いのだ。分かったな」
「…承知致しました」