華園のプリンセス
「行けーーーっ!!!!」
鋭いレーザーがトパーズを射る。
す…すごい!!私にこんな力があったなんて。
これが妖精の力なの…??
トパーズは私達の攻撃に怯んだ。
「もう諦めなさい。あなたに勝利はない。」
「私は、これまでこの世界を手に入れるために頑張ってきた。お前達子供くらい倒さなければ。」
「そこまでよ。トパーズ!」
「ガーネット?!?!」
「あんたの悪事はお見通しよ。私が気づかないとでも思った?」
「何故…ここにいる。お前はこの私が洗脳していたはず…」
「残念だけどそんな洗脳とっくの昔に解かれてるわ。マーメイがよく効くスープをくれたの。」
ということは、だいぶまえから薬の効果はきれていたんだ。
「じゃあ、あの時はどうして?」
「どうしてって、あれくらいしないとあなた達本気出してくれないでしょう?トパーズを止めようとも思わなかっただろうし…」
「じゃあ、お母さんは…」
「いえ、ローズはもう亡くなっているわ。7年も前に。」