DEAR

「見てたんだろ」

彼は冷めた表情でそう言い放った

「え?別に何も…」

「しかもお前同じ学校の奴だな」

不幸にも海華は制服で散歩に出ていた

「だったら何?」
怯えながらも海華は精一杯強がって返事をした

「別に、どーにでもしろよ」

彼はそう言ってまたコンビニへと入っていってしまった
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