君に向かって手を伸ばす
「ぐぅおおおおお…」
みっちゃんが…やっぱり駄目だったかな…。
「まさかのちゃんづけ…」
『あっ…優ちゃん…だめでしたか?』
「いや、素晴らしすぎるでしょ…。」
「ほんっと…あたしはちゃんづけされることあるけどみつは基本満穂だからねぇ~。あ、安心して。悶えてるけど喜んでるから。」
『よかったですっ。』
「あああ。はるぅぅ…」
私が安心するとみっちゃんが抱き着いてきた。
友達と抱き着く何て久しぶりだな…。
「みつ、落ち着け。」
『あ、あのっ』
「ん?どうかした?みつ、はなれろ、」
「もうちょっと。なになに?」
『私と、みっちゃんと、優ちゃんって…友達ですか…。』
「あたりまえじゃん!!!よしよし、あああ、可愛いよぉ…」
私が恐る恐る聞くとみっちゃんがにこっと笑って友達と言ってくれた…!!
どうしよう、すごく…すごくうれしい…
「じゃあ高校の友達はあたしとみつが一番最初だね。」
『友達…友達………うぅっ…』
「まって、それないてんの?すごい顔してるけど。」
「ほんとだ、あはは!!はる、w顔!!」
『泣いてます、喜んでます。』
ボールを当てられた嫌な思い出が最高の思い出に変わりました。
みっちゃん、優ちゃん、大好きです。私と友達になってくれてありがとう。