『コーン』な上司と恋なんて
「ミィと一緒にいる君はいつも笑ってたよ。エサをあげようとしてるシーンなんかは母猫のそのものだった」


姉がふざけて撮った写真ばかりが多い。
おかげで私がミィの母親みたいに写ってるだけだ。


「一緒に寝てるのもあったな。どっちも子猫みたいで可愛いかった」


話す課長の顔をまともに見られない。
顔の温度が上がり過ぎて、熱くて俯くしかなくなった。



「芦原さんと同じ様な写真、俺にもあるよ」


その言葉に顔が赤くなってるのも忘れて上げた。

ベッドに座ってる課長の顔が、優し気に微笑んでいた。


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