弁護士シリーズ作品第2弾! 『最強の弁護士軍団』




晧覬はトレードマークとも言える伊達眼鏡を外してしまって前より目立ってしまってる…

何故?

眼鏡を外したのか?

話してはくれないけど…

眼鏡を外したら余計にファンが増えてしまった様な気がしてた。



私だけの晧覬なのにな…



小百合の言葉が頭から消えなくて…


見送りもそこそこに済ませ社長室に戻ると父からの引継ぎが始まった。

全く頭の中に入って来る気配がない…

私がボーっとして生半可な返事をしてると…



【瑠璃?お前どうした?晧覬君と何か?あったのか?】


父が心配したのか?
私に聞いて来た。



私は父に何も無い。ただ…
社長に成った事がまだ信じられなくて…と誤魔化した。



父は騙せても…



晧覬と昴は騙せ無かった…



心配したのか?

昴が会社へ戻って来た。



「瑠璃ちゃん?斗摩と何かあったんじゃないの?」


そう聞いて昴に私は斗摩と何も無いよ!と返事を返すと…



「じゃなんで?考え事をしてるの?会社の事じゃ無さそうだし…斗摩達とここで最後に話をした時くらいから様子がおかしく成ったし…」


昴も晧覬に負けず凄い観察力と洞察力…



恐れ入りました…




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