弁護士シリーズ作品第2弾!
『最強の弁護士軍団』
ようやく晧覬が私を離してくれた…
晧覬はスーツを着て何事も無かった様な顔して私の着替えを手伝ってくれた。
着替えを手伝ってくれなくても一人で着れるのに晧覬は手伝いたがり私はされるがままに成った。
『瑠璃?あのさ…会社の仕事、俺の事務所の部屋に持って来てやらない?』
晧覬が驚く様な言葉を口にした。
私が驚いた顔をすると…
『俺も瑠璃お前と離れて仕事したく無いんだよ…。お前の事ばっかり考えて仕事どころじゃ無く成って来てるんだよ…』
晧覬は私にいい困った顔をして私に瑠璃ダメ?って聞いて来た。
私は笑顔で晧覬の首に両手を絡め抱き付き…
一緒に行く!
と答えると晧覬は私の腰に腕を回し私にキスをした。
『やっぱり俺は瑠璃が側に居ないと落ち着かないや…。』
晧覬は優しい優しい声で言った。
私は早速、荷物を纏め晧覬の事務所へ行く準備を始めた。
父に携帯で連絡をし晧覬が父に事情を説明してくれた。
晧覬が荷物を持ってくれ会社を出た。
晧覬の車に乗り私は事務所へと一緒に向かった。
車中、晧覬は右手を私の膝に置き私が指を絡ませると力強くずっと握ってくれてた。