弁護士シリーズ作品第2弾! 『最強の弁護士軍団』



晧覬…

父と母…

そしてお義父さん、お義母さん。


昴達みんなに鶩雨のご両親を紹介した。



みんな温かく迎えてくれて本当に良かった。


鶩雨のお義母さんはずっと泣きっ放しだったけど親同士で慰め合いをしてたので私は親は親に任せ様と知らない顔をしていた。




そして…



〔瑠璃ちゃん?〕


斗摩に声を掛けられ振り向くと…



斗摩のご両親が斗摩の横に居た。


〔瑠璃ちゃん…俺の両親と下の妹。〕


斗摩に紹介され私は固まってしまった…



妹と紹介された子が余りにも…

あまりにも…

愛里ちゃんにそっくりだったから…

違う…

瓜二つ…

そう言った方が正しかった。



斗摩は固まった私を観て…


〔愛里の双子の姉で樹里って言う名前なんだよ…〕


斗摩は申し訳なさそうな顔をして言った



私は何も…

何も…

言葉を発する事が出来ずにただ愛里さんの姉と紹介された樹里と言う女性だけを見続けた。


知らなかった…

愛里さんが双子だったなんて…

晧覬や昴も何も言わなかったし…



〔初めまして。愛里の姉の樹里です。妹の愛里が…。本当にごめんなさいね…〕


樹里さんが先に私に話し掛けた。



< 227 / 446 >

この作品をシェア

pagetop