弁護士シリーズ作品第2弾!
『最強の弁護士軍団』
どれくらい泣いたのか解らない…
晧覬は頭を撫で髪を撫で私をしっかり抱き締めてくれてた。
晧覬は昴に電話をいれ私が屋上に居て見付かった事とみんな先に帰る様に携帯で話をした。
『瑠璃?達哉と何があった?達哉に何を言われたんだ?俺はお前が泣く顔を観たくない…瑠璃お前の中に達哉が存在してるのも知ってる。一体ここで何があったんだ?』
晧覬は私に優しい声で言って来た。
答えれる訳が無い…
斗摩にキスされ…
2度も受け入れてしまった事…
「瑠璃ちゃん!!」
昴が私を呼ぶ声がした。
『昴…。先に帰れって言ったじゃないかどうしたんだよ?』
晧覬は昴に言った。
「瑠璃ちゃんが心配だったから来たんだよ…やっぱり来て良かったよ…」
昴が私達に近寄り…
「瑠璃ちゃん…。やっぱり泣いてたんだね…達哉…一体、瑠璃ちゃんに何て言ってたんだ?」
昴も晧覬と同じ事を言った。
昴も私の中に達哉が存在してると言う事を知ってる様な感じだった…
晧覬と同じ…
昴は晧覬と同じ様に私を見守ってくれて心配してくれてた…
私は…
私は…
斗摩との事を隠す…
忘れる事にした。