弁護士シリーズ作品第2弾!
『最強の弁護士軍団』
私は結局、言わなくても解ってると思いますが…
船の中で…
しかも白昼堂々と…
外で…
晧覬に抱かれてしまった…
気が付いた時には車の中にいて晧覬は煙草を吸いながら外を眺めてた。
た!
たばこ?!
私が飛び起きて指をさすと…
『あぁ~。これ?煙草って言うんだ!』
晧覬の説明に…
そんな説明をしなくても観れば解かるでしょ…
あのね…
晧覬…
そう言うと…
『ごめんな。瑠璃。煙草吸ってるの黙ってて…みんな吸ってるんだけど瑠璃の前でどうしてもみんな吸え無くてさ…隠れてみんな吸ってたんだよ…』
そう言って謝った晧覬に…
頭を振っていいよ…って言った私に…
『瑠璃が止めて欲しいって言うんなら止めるよ。それに子供にも母胎にも悪いから…』
晧覬はそう言ったけど…
晧覬の煙草を吸う仕草に…
見惚れてしまった私はずっと観てたい…そう思ってしまった
だから止めなくていいし家で吸ってもいいのに…
と言ってしまった…
驚く晧覬に私は正直に言うと…
『ありがとう瑠璃。でも気を付けるよ。母胎に悪いって言うのを昴からも聞いてるからな。』
晧覬はそう言いながら煙草を消した。