弁護士シリーズ作品第2弾!
『最強の弁護士軍団』
そう…
いくら姉だ義兄だ仲間だ!と言っても経営のノウハウは父が響に直接、教えるべきであって私や晧覬達が教える訳にはいかない…
教えられないんじゃない…
響も父から色んな事を学んで欲しかったし父から響に色んな事を教えてあげて欲しかった。
これは私一人の意見じゃ無くみんなの意見でもあったから…
晧覬、昴、琉偉、隼人、剛司、凌、諒汰蒼空、鶩雨、斗摩の意見でもあった。
私が父から色んな事を教わった様に…
響もまた父から色んな事を学んで欲しい教わって欲しい…
そう言う願いから…
琉偉パパにはその事を話してあった。
そして父が隠居するにはまだ早いと言う事も話した。
琉偉パパはそれを理解してくれた。
同意見だと…
だから琉偉パパにも頑張って貰わないといけなかった。
〔麻生さん?僕達も顧問である以上に響の仲間です。ですが経営のノウハウは確かに解りますがずっと響に付きっきりと言う訳には行きません。他にクライアントを各自、受け持ってますから…極力、協力はしますが私達も弁護をしないといけない人達が居ますので…〕
琉偉が父に言った。
【そうだよな…】
父は考え始めた。