弁護士シリーズ作品第2弾!
『最強の弁護士軍団』
なんてこった…
私が溜め息を吐くと
『瑠璃?』
晧覬は私の名前を呼んだ…
私は相手さんは晧覬達に逢いたがってるんでしょ?
鶩雨と斗摩がこんなに困ってるのに…
誰も契約をしに行くなんて一言も言ってないんだから逢うだけ逢いに行ってあげれば?
と私が言うと…
『瑠璃!お前それ本気で言ってんのか?お前、逢いに行くってどう言う事か解ってんの?』
晧覬は少しトーンを下げて言った。
逢いに行くだけで…
誰も契約しに行け!なんて言ってない!
それに契約しないにしてもちゃんと相手に逢って断るのが礼儀だからね。
そう私が言うと…
〔晧覬さん?瑠璃ちゃんの言う通りだと俺も思いますよ!契約するしない別にして逢わないと鶩雨や斗摩がずっと言われる事に成るんですから…〕
琉偉が私の代わりに晧覬に言った。
『琉偉?お前の言いたい事も瑠璃の言いたい事も解る。でもな俺は逢う事、自体嫌だって言ってんだよ。俺はそのなんとか?って言う人達に興味はねぇ~から…興味があるのは瑠璃の事だけだし他はどうでもいい!』
晧覬は恥ずかしく成る様な言葉をサラリと言った。