弁護士シリーズ作品第2弾! 『最強の弁護士軍団』



優里さんが泣きやむと…



〔俊達には知られたく無い話しなんです私は一体どうすればいいのか?解らなくて…〕


優里さんが言った。



私は遅かれ速かれ早瀬さんの耳には入るよ…
と告げると…



〔俊と別れたく無いんです!みんなと別れたく無いんです!嫌なんです!〕


優里さんは強い口調で私に言った。



それで優里さんがどれだけ早瀬さんを大切に思って大好きで愛しい人なのか?
と言う事が解った。



私は伯母さんの事を優里さんに聞いた。



〔伯母はきっと何も知りません…伯母にも事実を知られたく無いんです…伯母にはずっとお世話に成りっぱなしだったから…〕


優里さんはまた涙を流した。



私は鶩雨と斗摩は弁護士なのに何で相談しなかったのか?

と聞いた。



〔鶩雨さんと斗摩さんは俊達と仲がいいから…言えば必ず俊の耳に入って事実を知った俊は伯父に何をするか?解らないから…〕


優里さんが言った。



はぁ~

まんま…

晧覬と同じタイプの人間ですな…



私はこの時、早瀬さんなら事実を知らされても大丈夫!

晧覬と同じ人種なら大丈夫!


そう思った。






< 405 / 446 >

この作品をシェア

pagetop