弁護士シリーズ作品第2弾!
『最強の弁護士軍団』
最終章
新しい生活
優里さん達の事も一段落して私達は引っ越しを始める事に成った。
住み慣れた我が家とも今日でお別れ…
『瑠璃?なにしてんの?ボチボチ出発するよ?』
晧覬に言われ私は我が家を見回しそして
さよなら…
有り難う…
そう告げて玄関で頭を下げ我が家にさよならを告げた。
『瑠璃?この家は人に貸すだけで売った訳じゃ無いんだよ?帰って来る事に成るかも?知れないからさよならは言わなくていいんだよ!』
晧覬にそう言われたけど…
「そうそう!瑠璃ちゃん!晧覬の言う通りだと思うよ!そんなにシビアに成らなくても新しい家に行ったら今以上の楽しみが待ってるって言うのに!」
昴も言った。
〔でもさ…瑠璃ちゃんの気持ちも解るよ俺!〕
凌が言うと…
[そうだよな!住み慣れて勝手を知ってる愛着のある家だったら尚更だよな!]
諒汰が言った。
みんな自分の引っ越しの準備を放ったらかして私達の引っ越しの手伝いをしに来てた。
狙いは引っ越しそばだと思うけどね…
全員集合してどうすんだろう?
荷物なんて殆ど無いのに…
私は素直にそう思った。