弁護士シリーズ作品第2弾!
『最強の弁護士軍団』
書類も出来上がり私は家に帰る支度を始めた。
もう事務所に用事が無いから…
支度を始めてると…
〔瑠璃ちゃん?帰っちゃうの?今日は会議がある日だよ?〕
琉偉に言われ…
あぁ~!?
今日は…
そう。
Bluemoonの会議。
月一回の定例会議。
忘れてたよぉ~…
ついてない時は本当について無いんだよね…
今日の会議の資料…
持って来て無いよ…
どうする?
私!?
…………………。
〔瑠璃ちゃんもしかして?書類を忘れて来たの?って言うかさ…今日、会議があるって事すら忘れてない?〕
琉偉に指摘を受け…
頷くと…
〔はぁ~…〕
琉偉に大きく溜め息を吐かれ…
〔瑠璃ちゃん!社長に就任する人がそんな事では困るんだけどな…〕
腰に両手を置き呆れ顔で琉偉が私の顔を観て言った。
申し訳ない…
私はその言葉しか出て来ないのは当たり前なんだけどね。
本当に忘れてたから書類とか全て家に忘れて来た私。
本当に社長失格だよね…
我ながら先が思いやられると言うのはこの事を言うんだろうね…
私は下を向いたままだった。